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医療連携室の紹介

医療連携室ってなにをしているところ?

 医療連携室では、地域の医療・関係機関との連携をより円滑に進めるため、連絡、調整、相談業務を行っており、医師・看護師・精神保健福祉士・公認心理師等、多職種で構成されています。

 医療連携というのは、地域の中で個々に役割・機能をもった医療機関が連携することで、患者さんが急性期から回復期を経て自宅に戻るまで、切れ目のない医療を受けることができるネットワークのことです。

 当院は、県内唯一の県立精神科病院として青森県の精神科医療の中枢を担っており、求められる専門性の高い精神科医療、特に治療が困難な事例を積極的に受け入れ、より集中的かつ専門的な医療の実践に取り組んでいるところです。

 そのような当院の機能・役割に応じた医療を効果的に提供していくために、他医療機関との機能分担、患者さんの円滑な受け入れや他医療機関への紹介、計画的な退院支援、相談業務の強化、関係機関との連携強化やネットワークづくりに取り組んでいます。

 

 また、認知症疾患医療センターも、医療連携室の中に配置されています。認知症疾患医療センターは青森県内に6施設設置されており、
①認知症に関する詳しい診断
②行動・心理症状や身体合併症への対応
③専門医療相談
などを行う医療機関です。我が国で、高齢化が進む中、政府が認知症対策に乗りだしたことがそもそもの始まりで、「認知症患者とその家族が、住み慣れた地域で安心して暮らせる社会」を目指すことを目的に設置されたものです。

 

 このように多職種で構成された多くの機能を持つ医療連携室は、患者さんが入院から退院後まで、質の高い医療・看護を継続的かつ計画的に受けられるよう、日々取り組んでいます。

主な業務内容

他医療・関係機関との連携の推進

 他の病院からの紹介を受けたり、関係機関との連絡を取り合い、必要な治療等がスムーズに行われるよう調整を行っています。

退院支援

 入院時から、退院後の生活に向けた支援の計画を立て、病棟スタッフと連携しながら、準備を整えます。

医療福祉・看護相談

 精神保健福祉士や看護師等が、病気によって生じる生活上の様々な問題のご相談に応じています。 

《例えば、こんなとき・・・》 

・福祉の制度やその手続きについて知りたい

・退院後の生活に自信がない

・家庭や職場での生活に不安がある

・医療費の支払いで困っている

・その他、誰に相談してよいかわからない悩み・不安

など、外来に通院したり、入院されている患者さんやご家族の皆さんの医療・福祉・生活に関する様々な問題、心配事等について専門の職員がご相談に応じています。ご相談内容は、第三者に漏れることはありませんので、安心してご相談ください。

 

電話相談受付時間

日 時:《平日》 9:00~12:00、13:00~16:00

電 話:病院代表 017-787-2121 医療連携室 内線200,202,204

※土曜、日曜、祝祭日、年末年始(12/29~1/3)はお休みとなります。

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