能登半島地震への対応のため、2024年1月20日(土)当院の災害派遣精神医療チーム(DPAT)第1次隊4名が出動しました。
石川県七尾市の能登医療圏DPAT活動拠点本部(能登中部保健福祉センター)を拠点に、1月21日(日)から25日(木)まで精神科医療及び精神保健に関連する支援活動を行う予定です。
被災地の皆様の精神的なケアなどに誠心誠意尽くしてまいります。
※DPATとは(公益社団法人日本精神科病院協会 DPAT事務局(厚生労働省委託事業))
自然災害や犯罪事件・航空機・列車事故等の集団災害が発生した場合、被災地域の精神保健医療機能が一時的に低下し、さらに災害ストレス等により新たに精神的問題が生じる等、精神保健医療への需要が拡大する。このような災害の場合には、被災地域の精神保健医療ニーズの把握、他の保健医療体制との連携、各種関係機関等とのマネージメント、専門性の高い精神科医療の提供と精神保健活動の支援が必要である。
このような活動を行うために都道府県によって組織される、専門的な研修・訓練を受けた災害派遣精神医療チームが DPAT(Disaster Psychiatric Assistance Team) である。